久しぶりに別珍という言葉をおばあちゃんの口から聞いた

先日、おばあちゃんと電車に乗ったときに、電車のシートの素材のことを別珍と言っていました。
なんとなくそういう言い回しや呼び方があるのは知っていたのですが、普段、そんな呼び方をする人なんてあまりいませんよね。
そういえば、あのシートの素材は、別珍という呼び方以外に何と呼べばいいのかはよくわかりません。
でも、おばあちゃんの発した「別珍」という言葉の響きに、なんだか懐かしさというかノスタルジーのようなものを感じてしまいました。
私たちの身近なものの中には、お年寄り独特の呼び方をするものって、意外にいっぱいあるのかもしれません。
お父さんの乗るステーションワゴンは、おばあちゃんに言わせればバンだし、コーデュロイはコールテンと呼びます。
そういう呼び方はダサいとか時代遅れとはそういう感じではなくて、なんか不思議とほんわかとした空気を持つ言葉のような気がします。
おばあちゃんが言っていてのですが、昔は別珍のやわらかくてふわっとした触り心地のするシートの電車で出かけるのは、特別なことのように感じられたそうです。
別珍なんて久しぶりに聞いたやと伝えると、そんな思い出話を、優しい目をしながら話し聞かせてくれました。ミュゼ 無料